ハロウィンデコ は、現在準備中です。

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2016/09/27 13:17


それでは、最終回です。ついにグランプリを発表いたします。

【グランプリ発表】

サラッと発表します。

⑥「笑顔」の平木 隆太さんです。おめでとうございます。どんな作品だったかは「第2部」をご覧ください。

それにしても、どうですか。この歓喜の瞬間は。

参加者全員がですけど、めちゃくちゃ真剣につくってましたからね。「グランプリに選ばれたい」という気持ちよりも「自分に妥協したくない、”こんなもんでいいか”で終わらせたくない。全てをランタンに注ぎ込みたい」みたいな事を臆面もなく言ってました。

その全身全霊をぶつけた結果を評価されたということで、この瞬間を迎えられたのだと思います。改めて、初代グランプリ、おめでとうございます。


【本題】

みなさん、覚えていらっしゃいますか?

牛島ゼミの方々は別に利賀村へ遊びにきたわけではありません。

そうです、ゼミ合宿で訪れているわけです。

コンテスト開催の背景は「第1部」で言及しておりますので、ご参照ください。

かぼちゃ班のみなさんはランタンづくりの体験を終えてから、議論を重ね、提案内容をまとめてくれました。最初の1時間ほどオブザーバーのような形で参加しました。矢継ぎ早に意見が飛び交っていましたね。

下の写真は、翌日に行われた村人を交えてのプレゼンテーションの模様です。

内容を抜粋する形でお伝えしていきます。まずは表紙から

次にターゲット設定です。僕としましてはファミリーとF1層(20~34歳までの女子)を設定していましたが、さらに細かく20代女性をターゲットとして提案内容を練ってくれました。班員6名中4名が女性だったので、同じ目線から僕にはない視点で、というのが有り難かったです。

吉祥寺は「吉祥寺ハロウィンフェスタ」という町ぐるみでのイベントを開催しており、そこに目を付けた提案でした。

来場者に写真を撮ってもらい、SNSでの拡散効果を狙うというものです。

これもまた女性目線の提案だなと思いました。小規模である理由というのは、ハロウィンかぼちゃの栽培が初年度ということで、まだ生産量が少ないということを考慮してくれています。

ランタンをつくったことのある人はまだまだ少ないと思います。現段階では希少な経験なので、自分がつくったランタンを人に見せたくなるはずです。口コミ効果は生まれやすいような気はしています。

今はまだ、ハロウィンかぼちゃを生産している農家は少ないですが、いずれ増えたときにどうなるか。「うちは毎年、利賀村のハロウィンかぼちゃを買ってるよ」と顧客から選ばれる存在になる必要があることを示唆してもらいました。

以上です。ここまで細かく実現可能な内容まで落とし込んだ提案は他になかったように思います。同じ時間を共有した贔屓目もあるとは思いますが。

かぼちゃ班のみなさん、ご苦労様でした。提案を聞いただけで終わらせては勿体ないので、実際にやってみたいと思います。その模様をまたお伝えしていきます。お読みいただいた方々も第3部に渡ってお付き合いいただき、誠にありがとうございました。